血圧とは?
血圧とは、簡単にいうと心臓が血液を全身に送り出す際の血管内の圧力のことです。
血圧には、心臓が収縮して動脈に血液を送り出すときの「最大血圧」(収縮期血圧)と、心臓が拡張するときの「最小血圧」(拡張期血圧)があります。この圧力が基準値以上の状態が続く状態を高血圧といいます。
もっとくわしくいうと血圧は主に心拍出量(心臓が1分間に送り出す血液量)と、末梢血管の抵抗によって決まります。心臓が拍出量を増やそうとすると強い力で血液を押し出すため、血管にも強い圧力がかかり、また血管の流れがよくない場合には、心臓は血液をスムーズに流そうと強い力で押し出すため、血圧を上昇させてしまいます。
血管の流れが悪くなる原因として血管の弾力性(動脈硬化)と内腔の広さ(脂肪分が内壁に付着し内腔が狭くなる)が関係しています。そうなると心臓に負担がかかるため、結果として血圧を上げる結果となります。また血液がドロドロしていたり、循環する血液量が増える事も血圧を上げる原因のひとつとなります。
この「最大血圧」(収縮期血圧)と「最小血圧」(拡張期血圧)との差を脈圧といいます。
一般に、血圧値を表わすのに水銀柱の高さを用いています。たとえば、「最大血圧」が100ミリ(水銀柱)とは、水銀柱にして10センチ、水の高さでは136センチの高さに等しい圧力が、血管壁にかかっていることになります。
血圧は心臓に近い大動脈で最も高く、動脈が枝分かれするにしたがって低くなり、細動脈で急激に低下します。
私たちが一般に血圧と呼んでいるのは上腕の動脈圧のことです。
なお血圧はたえず変化しています。一日の中でも朝と夜、緊張しているとき、運動した時、一年の中でも夏と冬ではかなりの変動があります。だから、一度血圧を測って、その値が高かったといっても、すぐに高血圧と決めるのは早計です。