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脳血管性認知症(脳血管性痴呆)とその予防

個人差はありますが、中高年以降になると誰でも記憶力が低下して物忘れも多くなります。
会ったばかりの人の名前が出てこなくなったり、昨日食べた食事のメニューが思い出せなかったり、芸能人の顔は思い浮かぶのに名前が出てこないなど。私も実際そういうことが当てはまり、心配になったことがあります。
友人たちと会うと必ず物忘れも多くなったことが話題になります。
私も同じ!なんて言ってみんなで笑ったりほっとしたりして・・・


しかし健康な人が出来事の一部を思い出せないのに対して、認知症になると会った事自体、食べた事自体覚えていないという違いがあります。
認知症になった人がご飯を家の人に食べさせてもらえないとかお金を盗まれたなどといいますが、新しい記憶が残っていないのです。
そういう時は脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症のいずれかを疑って病院で検査してもらいましょう。
認知症になると次第に時間や場所の認識ができなくなったり、計算ができなくなったりと、日常生活に支障をきたしてきます。
今まで時代劇が好きで欠かさず見ていたのに興味がなくなったりします。婆ちゃんのときはそうでした。


■老化による物忘れと認知症との違い
◎老化によるもの忘れ
・体験の一部分を忘れる
・物の名前を忘れることが多く、物ごと自体はさほど忘れない
・もの忘れを自覚している
・人や場所、時間はほぼ正しく認識できる
・日常生活にさほど支障がない。

◎認知症
・体験全体を忘れる
・物の名前だけでなく、ものごと自体も忘れる
・もの忘れの自覚に乏しい
・人や場所、時間を正しく認識しにくくなる
・日常生活に大きな支障をきたすことがある


認知症は大きく分けると、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症があります。
最近ではアルツハイマー型認知症が増加傾向にありますが、脳血管性認知症も欧米人に比べて多く見られるそうです。


■脳血管性認知症とは
脳血管性痴呆の主な原因は、脳血管が動脈硬化を起こして小さな脳梗塞をいくつも起こす多発性脳梗塞や、脳血管障害の後遺症によるものだそうです。
脳の血流が妨げられる事で脳細胞に十分な血液が行き届かず、脳細胞が減少するために痴呆症状が現れるというわけです。

高血圧が70%に見られ、初期には「まだら痴呆」の形を取り、段階的に進行するみたいです。
病変が起きたところにより、いろいろな症状がでるのでシッカリ覚えている部分とボケた部分があり、近所の婆ちゃんがそういう感じになっています。

危険因子である高血圧、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病は、いずれも動脈硬化を進めます。
動脈硬化が進み血管の内壁が狭くなると、脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞など命に関わる病気を起こす確率が高まります。
私たちももっと生活習慣病について正しい知識を身につけて、それらを予防すれば脳血管性認知症になる確立がだいぶ違うのではないでしょうか?

食生活を見直して脳血管性認知症を予防しよう

■塩分を制限して血圧のコントロールをする。
  脳血管性痴呆を進展させないためには血圧のコントロールが最も大切です。
  塩分の摂取量が多いと循環血液量が増して血圧が上がり、脳血管障害が生じやすくなって
  痴呆が進む可能性が増します。
  カリウムを含む野菜やを摂ればナトリウムが排泄できます。
  塩分摂取が多い人は是非野菜を食べましょう。
  マグネシウム(ゴマ、ヒジキ、大豆)も血管を拡張する働きがあるので、毎日摂るようにします。

■脂肪を制限し、総コレステロール値を約120~220mg/dlの範囲を保つ。
  高すぎると脳梗塞、低すぎると脳出血が起こりやすくなり、それに伴って痴呆が進展します。

■食物繊維、魚介類を充分にとる。
 ・水溶性食物繊維 (SDF)・・ 熟した果物、寒天、 こんにゃく
  食後の血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑制し、肥満を防止する。
 ・不溶性食物繊維・・・野菜や穀類、豆類等に含まれている。
  大腸ガンの発生抑制 、ダイオキシン類の排出に効果
 ・魚介類は青魚に多く含まれる脂肪(EPA、DHA)の多いものをとります。 
  イワシ、アジ、サバ、マグロ

■栄養不足に注意する。
  栄養不足から脳出血が起こりやすいので、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど栄養不足を避けます。
  今の時代栄養不足だなんてと思われるかも知れませんが、栄養が偏っているのでは?


今から15年前に認知症(痴呆症)の義母の介護をしていたのですが、進行が早かったのでどうしたらよいか分かりませんでした。義母も最終的には徘徊や人格崩壊までいってしまいました。
人格崩壊・・・とても悲しいことです。悲しさを通り越して凄まじい出来事の連続です。
義母は脳血管性認知症ではなくアルツハイマー型だったのです。
義母の場合もお金をとられたということから始まりました。一日中お金が無い無いと探しています。
いろいろな人の話を聞くと脳血管性、アルツハイマー型のいずれの認知症も「お金が無い」ということから始まることが多いみたいです。それとご飯を食べさせてくれないとか。


アルツハイマー型ではなく脳血管性の認知症の場合は心がけ次第で予防できるのですから、動脈硬化の原因になる生活習慣病にならないということを頭に入れて生活してください!

今は早い段階で認知症とわかれば進行を遅らせる薬もあるようです。
だからお年寄りがお金が無いと言ったらまず認知症を疑ってみるといいのではないかと思うのです。

この頃は認知症もオープンにして、みんなで助け合っていく制度がありますが、その頃は隠すようにして、家の人だけで看ていましたから、口では言え表せないほど大変でした。
介護する私が先に倒れるのではと思いました。そういう経験をしたので、自分の子供たちには私の経験をさせたくないと思っています。


■まとめ
・脳血管性認知症は毎日の心がけで予防することができる!!
・脳血管性認知症の原因になる脳の動脈硬化にならない。
・動脈硬化にならないということは生活習慣病にならない、メタボリックシンドロームにならない。
 
 愛する子供たちのことを考えれば自ずと生活を見直すことができれのでは!?

         

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