早朝高血圧とは?
朝、目覚める前後の時間帯には脳卒中や心筋梗塞が多発します。
これは早朝高血圧が関係していると考えられています。
日中の血圧は良好でも、起床直後に、非常に血圧が高くなりやすく、このようなタイプの高血圧を「早朝高血圧」と呼びます。
★早朝の高血圧は要注意★
早朝は血管が破れ、血栓ができやすい時間帯です。
そのため早朝は、脳卒中や心筋梗塞などの脳心血管病を起こしやすい時間帯と言われています。
脳心血管病は早朝に多発し、この引き金になっているのが早朝高血圧と言われています。
血圧を下げる薬を飲んでいても、寝ている間知らず知らずのうちに薬の効果が切れている場合があります。
このような人の中には、起きがけに血圧が急上昇している場合があるので特に危険です。
従来、血圧は病院へ行って測定されるものでした。
最近は家庭用血圧計の普及によって、日常的に血圧を測定することができるようになりました。
早朝高血圧は、家庭で血圧が測れるようになって初めて明らかになってきたそうです。
血圧は常に一定というわけではなく24時間のサイクルの中で変化を示すものです。
この変動は、主に血圧を調節する神経の働きによると考えられています。
血圧は起床前から徐々に上昇し始めます。これは、体が目覚めるための準備を行うためです。
(早朝の覚醒時間帯になると交感神経が活性化しこれが血管収縮をきたして血圧を上げます)
一般には、夜間安静時には血圧は低く朝方から日中にかけて緩やかに上昇していきます。
血圧は、その日の体調や精神状態などに左右されやすく、容易に変動します。
1回だけの測定値で一喜一憂しないようにしましょう。
現在、『家庭で測った血圧は高血圧を135/85mmHg以上』と定義しており、早朝の血圧もこの値を高血圧の基準と考えればいいと思います。
血圧は自己判断しないで、病院で診てもらいましょう!!
早朝高血圧は検診などでは見つけづらい「仮面高血圧」の一種です。
高血圧の人は早朝高血圧の場合でも自覚症状はないのが普通といいます。
ですから早朝高血圧は特にこわいのです!!
朝の血圧は家庭用血圧計を使って、簡単に継続して早朝高血圧かどうかを調べることができます。
正しい測定法を身につけて、朝の血圧を測ったほうがいいですね。