仮面高血圧(逆白衣高血圧)
仮面高血圧とは高血圧なのに正常血圧という仮面をつけているという意味があります。
仮面高血圧とは、診察室で測る血圧が普段の血圧より低くなる病態のことです。
診察室で測る血圧と自分で測定した家庭での血圧、また日中職場で測った血圧が違うという現象が少なからず生じます。
仮面高血圧は高血圧の指摘を受けたことがない未治療の人でみられる場合(職場高血圧)や高血圧治療を受けているが降圧薬の持続が短いために生じる場合とがあります。
ノン・デイッパー(睡眠中の血圧が下降せず高いまま早朝まで持続する)とよばれる人たちも仮面高血圧に属します。ノン・デイッパーは睡眠時無呼吸症候群の人に多いとされています。
■白衣高血圧(仮面高血圧ではありません)
医師を前にすると血圧が高めになる症状
日常生活では正常血圧なので、積極的に治療しなくても、さほど心配ありません。
■逆白衣高血圧(仮面高血圧)
診察時の血圧が低くでて、日常は高血圧の状態が多い。
これは仮面高血圧ですから注意しなくてはいけません。
○ヘビースモーカー
○ハードワーカー
○職場や家事など多忙な主婦
○ストレスを感じやすい人
■早朝高血圧
昼間の血圧には問題がないのに、早朝に高くなる場合は「早朝高血圧」と呼びます。
検診などでは見つけづらい仮面高血圧の一種です。
起床後早朝の家庭血圧が135/85mmHg以上で、日中~夜間の血圧よりも高い場合は早朝高血圧といえるでしょう。
早朝は、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中が発生しやすい時間帯でもあります。
この時間帯の血圧コントロールが、脳心血管疾患の予防に重要な意味合いを持ちます。
仮面高血圧かどうか家庭で血圧測定し、そうでしたら早めに主治医に相談しましょう。