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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とメタボリック症候群

2008年3月18日のニュースで、今年1月14日、山形県鶴岡市の月山第2トンネル内で庄内交通(鶴岡市)の高速バスの男性運転手(53)が眠気を催し走行が不安定になったが、バスを乗客が操作して停車させ事故を防いだが、この運転手は「睡眠時無呼吸症候群」だったということがわかったということです。
風邪薬を飲んで運転したらしいのですが、睡眠時無呼吸症候群で風邪薬を飲んでいたら、もう眠くて眠くて吸いこまれるように気を失ってしまったのでしょう・・・

またJR西日本の新幹線の運転士が停車するはずの駅を通り過ぎたという事件があり、その原因を調査したところ、その運転士が、この睡眠時無呼吸症候群であったということもありました。

人命を預かる仕事の会社は体調管理、特にメタボリック症候群の健康診断をしてもらいたいと思います。走行中に心筋梗塞、脳梗塞などが突然起こったら、運が悪いだけではすまされないでしょう。


睡眠時無呼吸症候群はメタボリック症候群の1つであり、またその原因になるとも考えられています。
メタボリック・シンドロームの人は40歳以上の人では3人に1人ともいわれています。
だからひとごとではないのです。いつ災難にあってしまうかまたは危害を与える側になってしまうか・・・
私の友人もこの睡眠時無呼吸症候群(SAS)だという。ダイエットを頑張っているがなかなか痩せない。
男性ですが基本的に甘いもの大好きなので、誘惑に負けてしまうらしい。


睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)

眠気などの睡眠障害の症状がある場合は、終夜睡眠ポリグラフ検査を行い、1時間に5回以上、自覚症状がない場合は1時間に15回以上呼吸が止まると、睡眠時無呼吸症候群と診断される。

健康な人は、夜眠っているときにレム睡眠(REM睡眠)とノンレム睡眠(non-REM睡眠)を一晩に約90分周期で繰り返します。
この、「無呼吸になる時間」は、眠りが深い時間=「ノンレム睡眠」の時間によく起こります。
ノンレム睡眠時に無呼吸を引き起こすことにより、睡眠状態はレム睡眠へと変わります。
浅い睡眠になって慢性的な睡眠不足状態になり、脳がよく休めなくなってしまうわけです。

慢性的な睡眠不足は血圧の上昇など、身体に様々な変調を来たしてきます。
疲労感から運動不足にもなり、肥満・高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病も合併し易くなるのです。


■睡眠時無呼吸症候群の主な症状の特色
  ●激しいイビキ
  ●睡眠中の呼吸停止   (10秒以上)
  ●昼間の眠気・疲労感
  ●早朝の頭痛・頭重感
  ●夜間の頻尿・中途覚醒   


この症状は睡眠中に筋肉がゆるみ、舌がのどの奥に下がって気道をふさぐために起こる。
従って治療法はCPAP治療(改善率約90%)、歯科治療(改善率約32~約63%)、耳鼻科手術(改善率約44~約53%)などがあるそうですが、うつぶせ寝もよいらしい。
歯科治療や耳鼻科手術と同じくらいの改善率になったそうです。
うつぶせ寝は舌がのどの奥に垂れてこないので気道確保できるということです。

治療に取り入れてきた豊橋メイツクリニック院長で同睡眠医療センター長の小池茂文氏は
「最初は半信半疑だったが、意外に効果が認められた。他の治療法はだれにもできるとはかぎらないが、うつぶせ寝は乳幼児をのぞいて、だれでもできる。最優先にされるべきではないが、治療法の1つとして十分考えられる結果だった」

小池院長はフランスベッドの協力を得て、長時間、完全なうつぶせ寝のできる寝具を使い、28人を治療した。その結果、自由に寝た場合とうつぶせ寝を比較すると約43%無呼吸が改善された。中等度と重症者の17人でみても同様の改善がみられた。

「CPAPは効果大だが、だれにもできるわけではないうえ、経済的な負担もあり、長続きするのが難しい面もある。手術も扁桃肥大など手術して治りそうな人だけ。その点お金もかからず、他の治療ができない人にも可能性があるうつぶせ寝は注目できると思います」(小池院長)

フランスベッドがうつぶせ寝専用ベッドなど寝装具9種を発売中だが、頭を置く付近に円形の呼吸口を設けて寝ている間も呼吸をし易くしたり、取り外しが可能なため掃除が楽にできるらしい。


         

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