特定保健用食品(トクホ)の利用
今、日常の食生活に特定保健用食品を利用する人も増えています
厚生労働省が特定保健用食品(トクホ)を認定するには、有効成分などを厳しくチェックし、科学的にも信頼ができるという保証ができる食品に限られます。
つまり一定の基準を設けることにより消費者が選択しやすいようになったわけです。
一般的に言われる「健康食品」の類が何の基準もなく氾濫し、国民の健康を損なう恐れがある為にこのような制度が確立されたのです。
いわゆる健康食品と違って、特定保健用食品は有効性・安全性の科学的根拠に基づき、体調調節などの保健機能が評価され、表示が許可されているものです。
特定保健用食品はパッケージやラベルなどをよく見ると、厚生労働省から認可されたマークが付いています。
表示を参考に、目的に合わせて食生活に取り入れて利用するといいでしょう。
メタボリックシンドロームに関係するものとしての特定保健用食品はこのようなものがあります。
・コレステロールを下げるもの
・糖尿病や肥満症の人向けのカロリーゼロの甘味料
・高血圧の人向けには、塩分半分の食用塩などの調味料
・中性脂肪値を改善するもの
・血糖値を改善するもの
特定保健用食品は健康状態の維持や、身体を健康で正常に近い状態に戻すことを目的にしています。
でも薬ではないので効果が顕著に出るものではありません。
自分の身体の状態を見ながら、食生活の中に自分に合った特定保健用食品を上手にとり入れて、メタボリックシンドロームを予防しましょう
茨城キリスト教大学・板倉弘重教授に聞きました。 産経新聞社のインタビューから
Q 「特定保健用食品」というのは、日本で初めて生まれた概念だとか?
A その通りです。
食品の機能性の違いがわかってきて、その機能性をうまく使うと、ある程度満足しながら太らないようにできるとか、個人差、例えば脂肪を良く燃やすような体質を持っている人なら、それに見合った食品成分で遺伝子を活性化させるようにしてあげればいいと。
ジアシルグリセロールがそのいい例です。そういう個人差の機能を生かした食品開発が、今はむしろ欧米で研究が盛んになっている。