高血圧が気になる人の食事法
一般的に食塩をとり過ぎると高血圧になりやすいといわれています。
日本人に勧められている1日の塩分摂取の目標値は、 10 g未満です。
しかし、高血圧となると、日本高血圧学会の定めた目標では1日7g以下となっています。
(高血圧治療ガイドライン 2000年版)
現在、日本人の平均塩分摂取量は、1日約11~12gですから高血圧になっている人は半分近くに塩分を減らさなければならないのです。
日本人の好きなラーメン、漬け物、しおから、干物などの汁やスープ類は塩分を多く含みます。
どうしても高血圧になりやすい食事になってしまいます。
みそ、しょうゆ、ソースなどの調味料は使いすぎないように、料理は全体的にうす味にします。
でも摂取基準に添った塩味は困難なためにナトリウムの排泄を促して 血圧を下げる作用のある
カリウムを、高血圧の予防のために積極的に摂ろうという考え方に変わってきているようです。
カリウムの過剰摂取 尿中に排泄されるので、心配ありません。
※腎臓の機能障害がある人は尿の排泄が困難だと、高カリウム血症を起こす場合があります。
■カリウムは、新鮮な野菜や果物、豆類、海草等などに多く含まれています。
マグネシウムは海藻やナッツ、豆類、穀類などに 多く含まれています。
カルシウムは乳製品や大豆や緑黄色野菜などに含まれています。
※豆類はカリウム、マグネシウム、カルシウムなどが含まれていて毎日摂りたい食品です。
(納豆、豆乳・豆腐・きな粉・味噌・油揚その他、大豆加工製品など)
※グレープフルーツは降圧薬であるカルシウム拮抗薬の作用を強めるなど薬を服用している人は、医師の指示に従ってください
高血圧にすでになっている人はもちろん、高血圧になっていない人も予防のためにいつも心がけて摂りましょう。
◎ご飯を玄米に変えたり、パンをライ麦パンなどの精白していないものにすると、よりたくさんのカリウムを摂ることができます。
五穀米、十六穀米、アマランスなどの雑穀などにもたくさん入っているので、ご飯を炊く時に入れると毎日の食事で摂りやすいです。
毎日、栄養バランスのとれた規則正しい食事をすることは大切です。
◎新しくなった「日本人の食事摂取基準」では「生活習慣病予防のために、日本人はもっとカリウムを摂取すべき」と初めて明記されました。高血圧の予防を考えてのことです。